2016/11/27

Rolling dub TRIO / COUPEN, TAN






"Rolling dub TRIO" 人気のCOUPENから待望の新色TANが入荷しました。


フルベジタブルタンニンで鞣されたヌメ革は栃木レザー製。


南米産のミモザの樹皮から抽出されたタンニン剤で、


じっくり時間をかけて丁寧に鞣し上げています。


タンカラーのレザーは履きこみ、手入れをしていくほど


徐々に色が濃くなり、深みのある飴色に変化していきます。






こちらは数ヶ月履き込んだサンプル。


展示会に伺った際に撮らせていただいたもの。



2016/11/23

William Lennon / Hill Shoes



















今期、一番楽しみしていた"William Lennon" (ウィリアムレノン)の靴が入荷しました。


"William Lennon"は1899年にイギリス中部のピークディストリクトと呼ばれる


丘陵地にある村で創業の老舗のブーツメーカー。


採石業が盛んだった創業当時、鉱山の多いこの地域で働く


炭鉱夫向けに特化して高品質なブーツの生産をスタート。


大戦時にはロイヤルアーミー(英国軍)へのワークブーツの供給も行っていました。


戦後は各種ワーカー、ファーマー向けのブーツを中心に


熟練した8人の職人の手により今現在もベンチメイドで生産を続けています。


またブーツ好きにはたまらないのが、このブランドの特徴的な靴の製法。


 まずグッドイヤーウェルト製法で縫い上げ、


その後1920年代に製造された「ラビットスクリューマシン」と


呼ばれる機械でソールに真鍮のネイルを打ちこみます。


現在、その機械は世界で4台しか存在せず、


その内の2台をウイリアムレノン社が所有し、今もなお使われています。 


お世辞にも履き心地が良いとは言えませんが、


履き心地よりも頑強さを求めたワークブーツ。


ポッコリした丸みに、反り上がったつま先が


他にはない雰囲気と佇まいを醸し出しています。


他のイギリス靴、世界でも類を見ない"ウィリアムレノン独特な


オーラを感じてほしい一足です。



2016/11/12

Wooly back







1922年はイギリスのレスターで創業した老舗ニットファクトリーブランド。


"Wooly back" からコマンドセーターが入荷しました。


 創業時からイギリス軍にセーターを供給、


1960年代には世界各国の軍隊のセーターの多くを製造するまでに成長しました。


今現在でも主にイギリス軍、スコットランドヤードの愛称で有名な


メトロポリタンポリス(ロンドン警察)をはじめ、イギリス各地の警察、


公園警備隊(パーク・レンジャー)など政府機関に納品しています。


 また、アメリカ軍、NATO軍、北欧諸国の軍、中東諸国の軍、


日本の自衛隊にも納品実績があります。



2016/11/08

Kerry Woollen Mills








アイルランド南西部の美しい山々に囲まれたケリーに工場を構える


"Kerry Woollen Mills" (ケリーウーレンミルズ) から


ケーブル編みのローゲージのアランニットが入荷。


日本人の体型に合うように一からパターンを起こし、


袖と裾のリブの絞りをゆるくすることで腕周りと身頃のたるみを抑えています。 


そのため、しっかりとザックリ感のあるニットですが、


すっきりとしたシルエットに仕上がっています。